新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪関東版①≫
先日日本生殖医学会から新型コロナウイルス(COVID-19)に関する声明が発表されました。
声明内容は↓からご覧いただけます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの声明
それに関するブログ記事はこちら
新型コロナウイルス感染症に関する声明が日本生殖医学会から発表
【新型コロナウイルスに関する妊活・不妊治療情報①】 不妊治療助成における対応の変更
それに伴い各クリニックが対応をHP等に掲載しています。
こちらはその掲載内容を一覧にまとめていきたいと思います。
関東版は①では茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉、関東版②では東京・神奈川を掲載していきます
注意事項
・掲載地域は順次追加していきます。(関東編は2つにわけます)
・情報は私が調べた日付を記載しています。必ずしも最新情報とは限りません。
・必ず最終的には個人がクリニックのHPで確認して頂きますようよろしくお願いします。
・情報は新型コロナウイルスの感染拡大状況、行政の発表などによって日に日に変わっていきますのでご注意ください
・掲載しているクリニックは日本生殖医学会の声明を元に不妊治療の方針に関してHPへの掲載があったクリニックのみになります。
・通院時の注意事項のみ記載のクリニックは掲載していません。
・掲載クリニックは体外受精及び顕微授精を実施しているクリニックに絞ってあります。
・掲載クリニックは 不妊に悩む方への特定治療支援事業 指定医療機関一覧 から掲載しています
・情報が記載されていないクリニックは掲載していませんのでご了承ください
・声明に関する一部を抜粋して掲載しています。
・クリニックのHP内を確認していますがトップページからお知らせにアクセスしにくいクリニックに関しては見落としがある可能性があります。ご了承ください
・個人で確認していますので情報更新は随時になります。
・緊急事態宣言により状況が変わってきていますのでご注意ください
・緊急事態宣言により診療時間が変わっているクリニックや休診しているクリニックがありますのでご注意ください
記載しているクリニックを勧めているわけではありませんので、クリニック選びはご自身の責任でお願いします。
今までの一覧
新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪北海道 東北版≫
新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪東海 北陸 甲信越版≫
新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪西日本版≫
関東地域
茨城県(2020年4月28日時点)
現在新型コロナウイルス感染症の治療が確立されていないため、また、妊婦さんの健康、胎児感染等の問題から
当面の間、全ての不妊治療は中断されることをお勧めしています。
不妊症検査については、通常通り行う予定です。(状況により変更の可能性があります)
一般不妊治療、人工授精、体外受精(採卵)・胚移植、融解胚移植、生殖外科手術については延期を推奨します。
体外受精(採卵)を行う場合は胚移植せず、全胚凍結を推奨します。
新規採卵予約……方針解除までは当面受付は行いません。
既に採卵予約のある方(治療開始前)…治療延期を推奨します。
当院としては現在進行中の治療は継続いたします。具体的には、調節卵巣刺激(排卵誘発)および採卵は通常通り行いますが、全胚凍結を基本とします。胚移植については年齢や時期を考慮した上で延期可能な場合は延期も考慮させていただきます。タイミング法や人工授精に関しても同様に延期する可能性があります。その他治療継続か延期か悩んでいる患者様は遠慮なくご相談ください。
当院では今まで通り診療を行います。
治療の継続または一時延期などの判断は当然、医師が相談に乗りますが、最終的には上記の情報をもとに、患者様ご自身の判断でお願い申し上げます。
当院としては現在進行中の治療は継続いたします。具体的には、調節卵巣刺激(排卵誘発)および採卵は通常通り行いますが、全胚凍結を基本とします。胚移植については年齢や時期を考慮した上で延期可能な場合は延期も考慮させていただきます。タイミング法や人工授精に関しても同様に延期する可能性があります。その他治療継続か延期か悩んでいる患者様は遠慮なくご相談ください。
栃木県(2020年4月28日時点)
延期可能な治療については延期して頂くこと
採卵は全胚凍結とすること
凍結胚移植予定の方には、胚移植の時期を検討して頂くこと
当院の対応としては上記の勧告が出ていることに関して患者さんに提示を行い、年齢や病状など考慮して相談させていただき治療の時期など決めさせていただくこといたします。
群馬県(2020年4月28日時点)
初診を希望される県外の方は当面の間、診療を控えさせていただきます。県内に2週間待機後、感染症症状のない方については受診していただけます。
当院ではこの声明に基づき、患者様と向き合いながら、治療を進めてまいります。
これを受けまして、当院では来院時に治療の継続の有無をご本人と医師で相談しながら治療をさせていただきます。
埼玉県(2020年4月30日時点)
急速な感染拡大の危険性がなくなるまでを目安として、不妊治療の自粛を考えております。
臨時休診 新型コロナウイルス感染拡大防止のため下記の通り延長させていただきます。
4月6日(月)~4月27日(月)
①妊娠成立に直接つながる不妊治療の延期を推奨します。
患者様と将来生まれてくる赤ちゃんの健康を第一に考えています。具体的にはタイミング治療、人工授精、胚移植は延期をした方が良いと考えます。
②延期の期間としては、現時点では1~2カ月程度(ゴールデンウイーク明け~5月中旬ごろまで)と見込んでいます。現在通院中の患者様の具体的な方針は以下のようになります。
①採卵周期:予定通り診療を行います。
ただし、新鮮胚移植はせずに全胚凍結にすることを推奨します。
②凍結融解胚移植周期:延期することを推奨します。
すでに周期を開始された方でも、周期を中止し延期することを推奨します。
③タイミング治療周期:延期することを推奨します。
④人工授精(AIH)周期:延期することを推奨します。
また受診や医療行為に関連した感染の新たな発生も危惧されます。 このような背景から国内での感染の急速な拡大の危険性がなくなるまで、あるいは妊娠時に使用できる予防薬や治療薬が開発されるまでを目安として不妊治療を延期する選択肢をご勘案ください。
診察は通常通り行います。
ガイダンスも予定通り行います。
ただし受付は 午後2時 から夜8時までです。
高度生殖医療は、制限されます。
詳細は、担当医と相談ください。
タイミング指導や人工授精などの一般不妊治療は、排卵誘発剤などですでに準備に入っている患者様を除き原則延期が望ましいと考えていますが、最終的には患者様個々のお考えをお聞きして方針を決定したいと思います。
検査結果により、再開時にむけて何らかの準備(精密検査・治療・他科への診察依頼・サプリメント投与など)が必要となる可能性がある検査に関しては適時行わせていただきます。
体外受精・胚移植に関しては、すでに治療周期に入っており、風邪症状や発熱がなく患者様やご家族の行動歴・周囲環境から新型コロナウィルスに感染している可能性が特に高くないと考えられる患者様の採卵は行わせていただこうと考えています。その場合、受精卵の凍結をおすすめします。
凍結融解胚移植を含む胚移植は、現在治療周期に入っている患者様を除き、延期させていただきたいと思います。
当院と致しましても声明に従い、不妊治療(タイミング療法・人工授精・胚移植)の延期を推奨致します。
多くの患者様には採卵・凍結胚までの治療を行い、コロナウィルスの影響が収束してからの移植を推奨しております。
ただし、現時点での不妊治療の延期を推奨するものであり、決して治療を行わないということではございません。
卵巣機能が低下している方、年齢的に延期が難しく治療をご希望される方は医師にご相談ください。
1. 2020年4月3日以降の胚移植は原則中止とします。
2. 採卵希望の方は、全胚凍結までの治療は致します。
3. タイミング療法・人工授精は原則お控えください。
4. 妊娠中の方は卒業まで診察致します。
5. 2020年4月14日より診療時間を一部短縮をしております。
火曜・水曜・金曜→最終受付 16:30→5月7日以降は通常診療を予定しておりますが、緊急事態宣言の延長等状況に応じて、診療時間を短縮する場合がございます。声明にあるとおり治療延期が推奨されておりますが、卵巣機能が低下している方や年齢的な要因で延期が難しいと考える方は、医師にご相談ください。
千葉県(2020年4月30日時点)
皆様に現状を説明し、可能な限り皆様のご要望にお応え出来る体制で、不妊治療に対応して参ります。
来院時に医師と相談(電話問い合わせNG)
排卵誘発、人工授精、体外受精などの治療については、状況が落ち着くまで延
期するどうかを個別にご相談をさせていただき、検討致します。
緊急性がないと判断される治療(胚移植など)は延期をご提案させていただく
ことがあります。
不妊治療において、診察の無い場合のご主人の同伴はご遠慮願います。
当院では治療中の患者様につきましては、医師及びスタッフ一同、院内での感染予防に最大限努めた上で、今までどおりの診療を行う予定ではありますが、治療の継続または延期の最終の判断については患者様ご自身にてお願い申し上げます。
当院で不妊治療をご希望、治療を継続されているかたへ
新型コロナウィルスにおける不妊治療(タイミング療法、人工授精、体外受精)はご夫婦と相談の上で実施しております。ご相談のかたは、直接おこしください。
当院では感染症対策を行いながら、現状は今まで通りの診療を行っていく方針ですが、不妊治療の延期・治療の一時中断に関しましてもご相談ください。
当院では声明に従い、妊娠中のリスクを考慮して、妊娠に直結する治療(タイミング指導・人工授精・胚移植)につきましては当面の間、治療を延期される事を選択肢としてご提案致します。
それ以外の検査や治療全般(初診検査、不育検査、着床不全検査、採卵など)に関しましては、できる限り診療を行う方針です。
タイミング治療、人工授精治療の開始を中止します。
不妊症検査を中止します。
体外受精治療開始につきましては個別にご相談のうえ、対応をお願いしたいと存じます。
この件は、個別に患者さんご夫妻とよく話し合った上で決めていく必要があると考えます。
当院では皆様に現状を説明し、卵巣機能や年齢等を考慮のうえ、治療方針については 個別にご相談していきたいと考えております。診療時間についてはこれまでどおり行うことを予定しておりますが、今後の状況により 診察時間の変更・短縮があるかもしれません。何卒ご理解、ご了承いただけますようよろしくお願いいたします。
当院におきましても不妊治療の延期の選択肢をお話しさせていただいております。治療をご希望される患者様につきましては治療の続行をさせていただきます。しかし、例えば万一院長を含め当院の職員が新型コロナウイルス感染症に罹患した場合、一時的にクリニックを閉鎖することがあります。その場合残念ですが治療を中断してしまうこともあります。その際それまでにかかった費用の返金はできないことをご了承ください。