新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪東海 北陸 甲信越版≫
先日日本生殖医学会から新型コロナウイルス(COVID-19)に関する声明が発表されました。
声明内容は↓からご覧いただけます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの声明
それに関するブログ記事はこちら
新型コロナウイルス感染症に関する声明が日本生殖医学会から発表
【新型コロナウイルスに関する妊活・不妊治療情報①】 不妊治療助成における対応の変更
それに伴い各クリニックが対応をHP等に掲載しています。
こちらはその掲載内容を一覧にまとめていきたいと思います。
注意事項
・掲載地域は順次追加していきます(関東方面は掲載しているHPがあるのでそれ以外の地域から掲載していきます)
・情報は私が調べた日付を記載しています。必ずしも最新情報とは限りません。
・必ず最終的には個人がクリニックのHPで確認して頂きますようよろしくお願いします。
・情報は新型コロナウイルスの感染拡大状況、行政の発表などによって日に日に変わっていきますのでご注意ください
・掲載しているクリニックは日本生殖医学会の声明を元に不妊治療の方針に関してHPへの掲載があったクリニックのみになります。
・通院時の注意事項のみ記載のクリニックは掲載していません。
・掲載クリニックは体外受精及び顕微授精を実施しているクリニックに絞ってあります。
・掲載クリニックは 不妊に悩む方への特定治療支援事業 指定医療機関一覧 から掲載しています
・情報が記載されていないクリニックは掲載していませんのでご了承ください
・声明に関する一部を抜粋して掲載しています。
・クリニックのHP内を確認していますがトップページからお知らせにアクセスしにくいクリニックに関しては見落としがある可能性があります。ご了承ください
・個人で確認していますので情報更新は随時になります。
・緊急事態宣言により状況が変わってきていますのでご注意ください(4月11日追記)
記載しているクリニックを勧めているわけではありませんので、クリニック選びはご自身の責任でお願いします。
東海地区
岐阜県 (2020年4月16日時点)
4月06日~4月19日 外来診療休止(予約の人は別)
詳しい治療方針については担当医とご相談ください。
上記の通り、やむをえず治療を延期することもありますのでご了承ください。
静岡県 (2020年4月16日時点)
男性不妊外来、一部医師による診療休診
現状で全ての患者様に対して、治療を制限したり、治療の延期を積極的な勧奨することは行いません。
もちろん、患者様が感染のリスク等をお考えの上で、治療の順延されることは何ら問題もありませんし、採卵のみを先行させ、胚移植は感染症が落ち着いた後に行う等のご希望があれば、そのご希望に従った治療をご提供いたします。
患者さん個人個人の年齢や経済事情など様々な事情があるため、当院は通常通り診療を行っていますが、治療の中断や延期などは患者さんご自身の判断でお決めいただくようお願いします。治療の延期や中断の判断をされた方には適切な時期に治療が受けられますようにご相談させていただきます。
現状で全ての患者様に対して、治療を制限したり、治療の延期を積極的な勧奨することは行いません。
もちろん、患者様が感染のリスク等をお考えの上で、治療の順延されることは何ら問題もありませんし、採卵のみを先行させ、胚移植は感染症が落ち着いた後に行う等のご希望があれば、そのご希望に従った治療をご提供いたします。
緊急事態宣言対象地域(東京、埼玉、神奈川、千葉、大阪、兵庫、福岡)からの非常勤医師による専門外来は休診または代診による診療となります。
診療は現状通り行っておりますが、先日お知らせしたように日本生殖医学会の通達、社会情勢を鑑み、妊娠の時期を遅らせることを目的とした胚移植の延期もしくはタイミング・人工授精の中断といった不妊治療延期の選択肢があることを、あらためてご夫婦でよくご相談いただきますようお願い申し上げます。妊娠成立時のリスクを十分考えたうえで、不妊治療継続を希望される方については、以下の追加項目をご確認ください。
緊急事態宣言対象地域の各府県への往来が回避できない患者さんにつきましては、宣言が解除されるまで当院への来院を自粛いただきますことをお願い申し上げます。
なお、諸事情から、当院は 今後、胚培養士不在になります。
体外受精部門は、しばらく休止になります。
不妊治療については、5月の連休明けを目指して徐々に再開を考えていますが、まだ検査やタイミングのみとなります。また、新型コロナウイルスの動向により、変更を余儀なくされるかもしれません。
採卵予定の方は予定通り、採卵・全胚凍結を行い、胚移植時期は延期を考慮する。
胚移植予定の方は治療を中断し、胚移植時期を延期する。
タイミング・排卵誘発・人工授精予定の方は治療を中断する。
以上の選択肢を確認後、治療の延期または継続をお考え下さい。受診時に治療延期・継続を確認いたします。なおご不明な点はご相談ください。
当院では、日本生殖医学会の声明に基づき、患者様のご希望等を考慮の上、治療プランの作成をさせていただきます。
体外受精、胚移植、人工受精などの生殖医療および生殖外科手術について、当面の間新規の実施を見送ります。
現在治療中の方については、外来で個別に相談して対応します。
これらを考慮して、当クリニックでは患者様の意思を尊重しながら治療を予定通り進めるか、延期するかを判断したいと思います。また、採卵については、全胚凍結により妊娠を回避できるため施行は可能です。
愛知県 (2020年4月16日時点)
当院では当分の間、積極的に採卵および胚移植を進めることは控えます。しかし、年齢や卵巣機能等、時間的余裕がない人など治療を希望される方は予定通りARTを進めさせていただきます。個別にお話を伺い判断して参りますのでご了解ください。
この時期にARTに入りたい方へのお勧めは、採卵まで行い受精卵を凍結保存して、コロナ感染が落ち着いた頃に胚移植する方法です。但しこの場合、卵巣刺激の最中に愛知県に緊急事態宣言が出たり当院職員に感染者が出たりすると、中途にて治療中止となる可能性もあります。
その他の治療についてもご本人の意向を伺い進めて参ります。
当院(勝川、名古屋、品川)は、安全安心な医療を提供できるよう、それぞれの地域の感染状況と、患者さんごとの個別状況に応じて治療の継続、延期を考慮させていただきながら診療体制を維持、継続していきます。
品川クリニックの午後の診療時間については、可能な限り14時~16時までにご来院いただきますようご協力をお願いします。
① 新たな採卵周期の開始を中止するか、開始するかを相談の上決定する
② 新たな凍結胚を含む移植周期の開始は当面中止するかを相談する
③ 新たな積極的な一般不妊治療(人工授精・不妊に係わる手術等)は中止するか相談の上決定する
患者様の背景をよく考慮して、患者様と継続か延期か話し合いを持つこと。
最終的には患者様に意思決定権があること。
当院の今後の治療方針として今までは受精卵の全卵凍結は行っていませんでしたが、
しばらくの間は希望の方には全受精卵凍結を行います。
希望の方は胚盤胞まで培養を行い胚盤胞に至った場合のみ凍結を行います
採卵料金の変更はありません。希望の方には今まで通りの新鮮胚移植も可能です。
初めから全卵凍結を希望される方はhMG製剤の少量併用も検討しております。(4月4日追記)
現在当院で凍結卵を保存中の方も若い間に受精卵のストックを希望されている方は全受精卵凍結を行います。
当院(勝川、名古屋、品川)は、安全安心な医療を提供できるよう、それぞれの地域の感染状況と、患者さんごとの個別状況に応じて治療の継続、延期を考慮させていただきながら診療体制を維持、継続していきます。
品川クリニックの午後の診療時間については、可能な限り14時~16時までにご来院いただきますようご協力をお願いします。
1.採卵を予定している方は、採卵・全胚凍結後、胚移植時期を延期する。
2.胚移植を予定している方は、胚移植時期の延期を推奨する。
3.タイミング・人工授精治療中の方は、中止するか相談の上決定する。
声明内容を尊重しながら、当院では不妊治療を従来通り行います。
1、新鮮胚移植予定の方には、全胚凍結に変更の上、胚移植を避けること
2、凍結胚移植予定の方には、胚移植を中止して頂くこと
≪追加記載≫
当院の見解として、決して不妊治療を行わないということではございません。
患者様に治療の延期を選択肢としてご考慮いただき、治療を希望される患者様におかれましては、これまで通り治療を行いますので、ご安心下さい。
不妊症治療に関しましては、今まで通り通常の診療を行います。
治療の継続または一時延期などのご判断は、医師とご相談の上、患者さんご自身でお決めいただくことになります。
体外受精治療中の場合、採卵は通常通り行う予定ですが、全胚凍結をお勧めします。
融解胚移植について、移殖の時期をいつにするか、患者さんとご相談の上、予定を決めます。
人工授精を含め、一般不妊治療、検査は通常通り行う予定ですが、状況次第で一時診療の中止等を行う可能性があります。
各学会での声明内容を尊重し個別に相談しながら、当院では不妊治療を従来どおり行います。
これを受け、特に融解胚移植をご予定の患者様には治療の延期を選択肢としてご考慮いただきたく存じます。人工授精や体外受精の治療については患者様と相談の上、治療の方針を決定させて頂きます。治療内容の変更および中止に際して、患者様において費用負担が生じることが考えられますが、既に処方された薬剤費用などについては、申し訳ございませんが患者様にご負担いただくことになります。
上記声明内容を受け、当院ではまず通院中の皆様に、治療延期の選択肢を提示いたします。しかし、ご夫婦はそれぞれに背景や年齢が異なり様々な事情があろうかと思います。また、挙児をめざした治療は『時間との闘い』の側面があり、治療の延期が最終的な結果に大きな影響を及ぼすことも予想されます。そこで一律に延期とはせず、ご夫婦のお考えや背景により個別に相談、最終的にはご夫婦の意思を尊重してサポートをしてきたいと存じます。先行きの読めない中、妊娠中のリスクを避け、挙児のチャンスも維持したい、という方には、受精卵の凍結保存をお勧めします。
三重県 (2020年4月21日時点)
現状は今まで通りの診療を行います。
不妊治療の継続または一時延期などの判断は医師が相談にのりますが、最終的には上記の情報のもとに、患者様ご自身の判断でお願いすることになります。
北陸地区
富山県 (2020年4月21日時点)
日本生植医学会から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対しての声明が出されました。
下記のリンクをよくお読みいただいて、今後の治療についてお考え下さい
石川県 (2020年4月21日時点)
福井県 (2020年4月21日時点)
日本生殖学会からの声明により(2020年4月1日版)
1)胚移植や人工授精は当分の間、時期の延期を検討してくださいますようお願い致します。
2)すべての患者様に対して、感冒症状や家族・職場等の感染歴についての問診、身体所見などを評価し感染が疑われる患者様には診察等をご遠慮いただきたくお願い致します。
学会の勧告にしたがい、体外受精・顕微授精と胚移植の延期をお勧めしています。
治療をお休みしている間に、何かできることはないか、ご相談しましょう。
甲信越地区
山梨県 (2020年4月22日時点)
当クリニックは、この声明を尊重し、皆様に現状を説明し、可能な限り皆様のご要望にお応え出来る体制で、不妊治療に対応して参ります。
長野県 (2020年4月22日時点)
長野市民病院
これを受けまして、当院といたしましても2020年4月2日より患者さん方に不妊治療の「延期」「中止」の確認をさせていただいております。
現在進行中の治療については継続か否かを来院時にご本人に確認させていただき、ご相談しながら治療継続あるいは中止とさせていただきます。
当院では患者様の同意が得られ、患者様の健康状態に問題がないのであれば不妊治療を継続していきたいと考えております。当院では現在採卵のため排卵誘発剤を使っている患者様に対して一旦は採卵・凍結保存を推奨いたします。
生殖医療を必要とされる患者様のために診療を継続する事が当院の責務と考えております。
新患予約の際に直近の居住地を確認させていただき、長野県内居住者以外の方については当面の間新患予約をお断りさせて頂くこととしました。
当院において、人工授精、体外受精・胚移植などの不妊治療を実施しているご夫婦につきましては、治療の延期を検討していただくか、ご心配な方はスタッフに相談していただきたいと思います。上記をご理解していただいた上で不妊治療を希望される方につきましては、通常の対応をさせていただきたいと考えていますが、今後の状況に応じた変更の可能性があることにご留意ください。
新潟県 (2020年4月22日時点)
COVID-19感染拡大時期の不妊治療については、延期の検討も一つの選択肢であるとの見解です。
不妊治療を行わないということではありませんが、参考までにお伝えさせていただきます。
当院といたしましては、感染防止および拡大予防に最大限の努力を続けながら、今まで通りの診察を行う方針です。妊娠を希望されるご夫婦におかれましては、個別に事情が異なることと思われます。治療の継続または一時延期などについては、最終的にはご夫婦お二人で判断していただきますようお願い申し上げます。
当院では治療の継続や延期について、医師及びスタッフで相談体制をとります。
しかし最終的な判断は患者様自身が決定されることになります。
コロナウイルス感染症予防を下記のように行い、安心安全な医療を心掛け、当面の間、当院では外来診療並びに特定不妊治療を継続いたします。