【妊活・不妊問題】 不妊治療当事者の声を届けよう

ツイッタ―で

ゆな@不妊治療アンケート実施中! (@@yunakinenbi )さんと妊活フリーマガジンでも有名な『jineko』さんが共同でツイッタ―内でアンケートを実施されています。

 

アンケートに移動するには上の日付のところをクリックしてください。ツイッタ―に飛びます

現在不妊治療を頑張っていらっしゃる方、今不妊治療をお休み中の方、過去に不妊治療をされていた方、ぜひみなさんの声を広く届けませんか?
ツイッタ―アカウントがないと参加出来ないアンケートですがもしよろしければこれを機にツイッタ―アカウントをつくって投票して頂ければ嬉しいです。

ちなみに私のアカウントはこちら… @wlsskazuyo     

笛吹和代@働く女性の不妊治療退職0を目指す不妊カウンセラー

主に妊活・不妊治療に関わることや女性の働かき方などをつぶやいています。

 

不妊当事者の声は中々届かない

 

先日こちらのサイトで

「不妊大国日本」というテーマ-での討論番組が配信されました。

この時の感想記事はまた後程UPする予定ですが…
その時に感じたのが「不妊当事者」の方がNPO Fineの松本さんしかいらっしゃらなかったということ。

そして討論の内容も残念ながら不妊当事者の方が期待していたものとは少し違った内容だったように感じ取れました。
「不妊」というよりは「いつか妊娠したい方、これから妊活をスタートする 20代向け」というような内容でした。

もちろん、「不妊」が抱えている問題はかなり広範囲に及びます。
それが故に立場、不妊経験の有無によっても議論の焦点は変わってきます。
また、不妊治療経験者でも治療の段階や原因の有無、治療期間によって伝えたい事は変わってくるでしょう。

妊活・不妊について考える場は増えて来ています。
しかしその内容が必ずしも当事者の声を反映しているものとは限りません。
発信者側と当事者側の思いに乖離があるのではないかと感じる事も少なくありません。

しかし、当事者が声を上げる場は限られています。
ツイッタ―やインスタグラムなど匿名性の高い場所でつぶやくことが限界
これらの声が拾い上げられ広く伝えられる場はまだまだありません。

 

これは不妊治療と仕事の両立に関するアンケートの結果ですが…

なぜ支援を行っていないのか?という質問の個別解答の中には「当事者からの声が届いていない」「必要としている人がいない」という解答も多くみられました。

声をあげたらすぐに変わるわけではありませんが、まずは声をあげないと変わりません。
これを機にアンケートにみなさんの想いをぶつけてみませんか?

 

アンケートの内容は選択式の10問 1分あれば解答できます

今回のアンケートは不妊治療とは医療機関での治療のことを言います。(自己タイミング法などは除く)
自己流妊活の方は対象外になりますのでご了承ください。

アンケート内容

1 あなたの現在の年齢を教えてください (全員)
2 現在、不妊治療をされている方、または過去に治療をされていた方にお伺いします。あなたが初めて不妊検査を受けたり治療を始めた年齢を教えてください(全員)
3 現在、不妊治療をされている方、または過去に治療をされていた方にお伺いします。不妊検査を受けたり治療を始めたきっかけは?最も当てはまるものを選択してください。(全員)
4 現在治療している方にお聞きします。通院している不妊治療施設の種別を教えてください。(治療中)
5 現在、不妊治療をされている方、または過去に治療をされていた方にお伺いします。あなたがこれまでに受けた治療の中で最も高度な治療を選択してください。(全員)
6-1 治療の結果、妊娠し出産に至った方にお聞きします。どのくらいの治療期間で妊娠されましたか? (妊娠した方)
途中で治療をお休みしていた場合はその期間も含めてください
6-2 治療の結果、妊娠し出産に至った方にお聞きします。そのときの治療法は?(妊娠した方)
7 現在治療を行っている方、または治療を辞められた方にお聞きします。どのくらいの期間治療を続けていますか?(続けていましたか?)
(治療中 治療を辞めた方)
8 妊娠以外の理由で治療を辞めた方にお聞きします。治療を辞めた理由のうち最も当てはまるものを教えてください。(治療を辞めた方)
9 不妊治療を経験された全員にお聞きします。治療費の総額を教えてください。サプリ・鍼灸・漢方等に使用した金額も含めて。助成金分は差し引かず、支払った金額で回答をお願いします。 (全員)
10 その他、不妊治療について思うこと、なんでもコメントしてください!ドクターに対して、病院に対して、社会に対して思うことや、こうしてよかった、こうすればよかった等、なんでもお願いします

 

届けたい思いがあればこちらへ

 

私が届けたい思い(ほんの一部ですが…)

私自身は「仕事と不妊治療を両立できる社会をつくりたい」そんな思いがきっかけでこの仕事を始めました。
どうすれば仕事と治療が両立できるのだろう?と
当初は企業側に制度が出来れば良いのではないか?そんな風に考えていました。

しかし、様々な方のご相談を受けたり、このようにSNSでやりとりをしていく中で決してそれだけではないんだという事に気づきます。
もちろん柔軟な制度が出来たら…どれだけ治療がしやすいだろうと思います。

しかし、今の日本では本当の不妊専門のクリニックは極極一握り
それも都市部に集中している傾向にあります。

その為、電車や車で1時間、2時間かけて通院されている方もいらっしゃいます。
そもそもの私の退職の理由もこの点でしたから。

自宅や職場の近くで専門的な不妊クリニックと同等の治療が受けられない。
そんな場所は日本中のあちこちにあります。
それが故に専門知識のない近所の婦人科クリニック等で2年、3年、5年と時間を無駄に過ごしてしまっている人もいます。

そしてそれらのクリニックを選ぶのも個人の裁量、個人に任せられているのです…

 

最後に…

私自身不妊治療当事者だった頃、治療と仕事の両立を出来ないモヤモヤをどこかに訴えたくて…
NHKのテレビ番組のアンケートに投稿したり、NPO Fineさんのアンケートに答えたりしていました。
少しでも当事者の声が届く場があればいいなと思っていました。

すぐに変わるわけではないかもしれません。
でも声をあげていれば確実に未来はかわると私は信じています。
実際にFineさんの声は厚生労働省を動かし、仕事と不妊治療の両立支援に向けて国が動き始めています。

今の「不妊治療」の現状にモヤモヤしている。
私の当時の思いを伝えたい

そんな方がいらっしゃいましたらぜひアンケートにご協力ください

アンケートに移動するには上の日付のところを(2019年9月12日)クリックしてください。ツイッタ―に飛びます

そして私自身もゆなさんの熱い思いに突き動かされています。
当事者の声が社会に届く方法。
不妊治療経験者もそうでない方も一緒になって考えていける方法を模索していきたいなと思います。

ゆなさんありがとうございます