新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪関東版③ 神奈川≫

先日日本生殖医学会から新型コロナウイルス(COVID-19)に関する声明が発表されました。
声明内容は↓からご覧いただけます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する日本生殖医学会からの声明

それに関するブログ記事はこちら

新型コロナウイルス感染症に関する声明が日本生殖医学会から発表

【新型コロナウイルスに関する妊活・不妊治療情報①】 不妊治療助成における対応の変更

それに伴い各クリニックが対応をHP等に掲載しています。
こちらはその掲載内容を一覧にまとめていきたいと思います。

関東版は①では茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉、関東版②では東京 関東版③では神奈川県を掲載していきます

 

注意事項

・掲載地域は順次追加していきます。(関東編は3つにわけます)
・情報は私が調べた日付を記載しています。必ずしも最新情報とは限りません。
・必ず最終的には個人がクリニックのHPで確認して頂きますようよろしくお願いします。
・情報は新型コロナウイルスの感染拡大状況、行政の発表などによって日に日に変わっていきますのでご注意ください
・掲載しているクリニックは日本生殖医学会の声明を元に不妊治療の方針に関してHPへの掲載があったクリニックのみになります。
・通院時の注意事項のみ記載のクリニックは掲載していません。
・掲載クリニックは体外受精及び顕微授精を実施しているクリニックに絞ってあります。
・掲載クリニックは 不妊に悩む方への特定治療支援事業 指定医療機関一覧 から掲載しています
・情報が記載されていないクリニックは掲載していませんのでご了承ください
・声明に関する一部を抜粋して掲載しています。
・クリニックのHP内を確認していますがトップページからお知らせにアクセスしにくいクリニックに関しては見落としがある可能性があります。ご了承ください
・個人で確認していますので情報更新は随時になります。
・緊急事態宣言により状況が変わってきていますのでご注意ください
・緊急事態宣言により診療時間が変わっているクリニックや休診しているクリニックがありますのでご注意ください
・大学病院や総合病院は不妊治療如何に関わらず病院の方針として外来診療が縮小されていることがありますのでご注意ください。(不妊治療はと明言していない限りこの一覧には記載していません)

 

記載しているクリニックを勧めているわけではありませんので、クリニック選びはご自身の責任でお願いします。

 

今までの一覧

新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪北海道 東北版≫

新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪関東版①≫

新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪関東版② 東京≫

新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪東海 北陸 甲信越版≫

新型コロナウイルスに関する各クリニックの対応一覧 ≪西日本版≫

 

関東地域

神奈川県(2020年5月09日時点)

愛育レディーズクリニック

当院の推奨方針としては、
*タイミング法や人工授精については、延期 ただし希望があれば治療継続可能
*体外受精では採卵までを行い、全胚凍結し、移植は延期
年齢的に卵巣機能の低下が危惧される方や、人工授精や、体外受精でなければ妊娠しにくい方、また社会的な理由から今でなければ妊娠のチャンスが限られる方など、待ったなしの方もおられるはずです。
よって、当院としましては、健康に留意しながら治療継続を希望される患者様には、個々に話し合い、納得する形で治療方針を決定したいと思います。

海老名レディースクリニック

・タイミング法や人工授精につきましては、この感染症が収束するまで、延期することをお勧めします。
・体外受精では、採卵まで行い、全胚凍結することをお勧めします。
・融解胚移植につきましては、この感染症が収束するまで、延期することをお勧めします。
時間的に余裕のない卵巣機能がすでに低下してしまっている方や、比較的高齢の方には非常に困難な状況におかれているのも事実です。よって当院といたしましては、健康に留意しながら治療継続を希望される方には、患者さん個々に説明さしあでたうえで治療方針を決定したいと思います。

湘南レディースクリニック

学会の指針に合わせ一部の治療を見合わせますが、この時期に検査、準備を行い、万全に臨めるよう診療を行なっています。
自然周期での不妊治療は通常通り行っています。

メディカルパーク湘南

この会告を受けて、メディカルパークでは、今後、新規で体外受精の移植を希望される方には、各医師が延期の選択肢を必ずお話するようにいたします。未知数な部分が沢山ある以上、仕方が無い事かと思います。勿論、不妊治療は時間との闘いです。特に当院では高齢の方が多いので、11日が闘いです。これから採卵を行う方に関しては、特に躊躇は不要かと思います。分割した胚は移植は、しないで全て凍結をしておけば良いだけなので。問題は過去に凍結した胚を移植したいという患者様です。会告に則った延期をご提案させては頂きますが、こうした情勢の中でも、胚移植をしたい、という患者様に対しては、職員一同、全力でサポート致します。一方、人工授精で通院中の患者様に関しては、若い方が多いと思いますので、今この段階での治療に拘泥せず、しばらく間を空けてから再開されても良いのでは無いでしょうか。

矢内原ウイメンズクリニック

私たちはこの声明をうけて現在ホームページ上でご案内しているように採卵をして受精卵を凍結保存すること以外の治療を停止しています。

山下湘南夢クリニック

新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、今後の治療について懸念されている患者様は診察時に医師にご相談ください。それぞれの方の治療背景に合わせてご相談させていただきます。

田園都市レディースクリニック

当院でもこの声明に従い治療を進めていきたいと考えております。
しかしながら個々の患者様により、状況は異なりますので、担当医とご相談の上、ご判断いただきますようお願いいたします。

神奈川レディースクリニック

当クリニックでは、不妊治療(タイミングを含む)の継続、実施は患者様のご希望を優先致します。
患者様におかれましては、上記のようなCOVID-19感染による不確実なリスクを考慮したうえで治療を継続、実施していただくことをお願い申し上げます。
不妊治療(タイミングを含む)の継続、実施をご希望の場合は、同意書(受付でお受け取り下さい。)が必要となります。
同意書をお持ちいただけない場合は治療継続を致しかねますので、ご了承下さい。
体外受精周期は通常どおり診察する予定です。基本、全胚凍結をお薦めいたします。

CMポートクリニック

当クリニックの方針として、生殖医学会の声明を順守しながら、患者様の状況および気持ちを尊重し、個別に対応させていただきたいと思います。

みなとみらい夢クリニック

タイミング法や人工授精の治療につきましては、その周期に妊娠することを目的としておりますので、新型コロナウイルス感染症の危険性がなくなるまで、休止とします。
体外受精につきましては、採卵までは行いますが、移植は行わず全胚凍結することをお勧めします。
凍結胚移植は、この感染症が収束するまで延期することをお勧めいたします。
採卵に際して、来院による採精は採精室の構造等を鑑み原則中止といたします。
(奥様による持ち込み精子のみとさせていただきます)

馬車道レディスクリニック

当院では、通常診療を行います。
治療の継続または一時延期は患者様のご判断にお任せします。
ご夫婦で十分にご検討いただきますよう、お願いいたします。

産婦人科クリニックさくら

妊娠の一時延期を選択された場合、生殖医療(不妊治療)を中断し、上記の状況改善を待つだけではなく、当院は以下の方針を提言します。
不妊原因を再度見直し、生活習慣の改善や治療を行う。
これまでの治療で妊娠していない、また妊娠までの時間に余裕がない場合には体外受精などの高度生殖医療を行い、受精卵を凍結しておく。

横浜HARTクリニック

当院では通常通り一般診療、体外受精を行います。
但し、安全性を考慮し採卵周期の方は一旦胚を凍結する事を推奨致します。移殖時期につきましては相談の上決定致します。
凍結胚移植周期中の方で、キャンセルをご希望または検討中の方は、一度クリニックへご連絡下さい。
個別に対応させて頂きます。

メディカルパーク横浜

当院といたしましては、現時点では、患者さん個々にご説明を差し上げたうえで治療方針を決定したいと考えております。詳細につきましては、外来でご相談させてください。

ノア・ウィメンズクリニック

当クリニックでは従前とおり診療を行います。

ソフィアレディスクリニック

不妊治療は患者さんは妊婦さんと同じ状態と考えて、十分話し合ったうえで、ご夫婦の希望に沿っての治療を継続か中断かをARTも含めて決めます。

神奈川ARTクリニック

患者さまおひとりおひとりと相談しながら、不妊治療を提供して参ります。